〇はりみ・大・穴付きのご説明
厚紙を張り合わせ、柿渋を塗って作った紙製ちりとり(はりみ)です。
外枠に竹をはめ込んでありますから、しっかりした「強度・耐久性」、そして適度な「弾力と軽さ」を兼ね備えたちりとり(はりみ)です。
また、はりみの持手部分に「穴」のハトメ加工を施しています。
「穴」に紐を通して頂くことで、「掛けやすさ・収納しやすさ」がぐっと増し、箒と一緒に吊るして保管でき、取り出しし易くなるメリットがございます。
柿渋は漆と同様、自然塗料です。よって静電気がおきず、集めたゴミがはりみの表面にまとわりつくことがなく、ゴミ箱に集めたゴミ・埃を落とす際にもサラサラっとストレスなく落ちていきます。
柿渋と顔料の配合のバランスに加え、一枚一枚、手作業で塗っています。故に表面に「塗りムラ」が見受けられますが、ちりとりとしての機能性や強度に関しては、全く問題ございません。
天然素材を扱い、かつ職人による完全手作業品です。若干の「塗りムラ」や「シワ」等、この点ご了解頂ければ幸いに存じます。
集めたゴミ・埃をはりみに掻き入れる場合、はりみの「背」の部分をそっと押さえると、湾曲した間口部分がピタっと床に接地します。その状態で掻き入れて頂くと、効率よくはりみにゴミ・埃を収めることができます。
また、はりみの間口部分が波打ってしまい、ゴミやホコリを入れにくくなってしまう場合がございます。
そうした場合は、はりみの間口部分を両手で持ち、ぐっと優しく、ゆっくりと、中心部分にしならせて頂ければ、間口の「波うち」を修正することができます。
間口は30cm程、「長柄箒・手箒」の穂幅にあった間口の大きさです。
(間口・幅30cm×全長27〜30cm)