○江戸長柄箒・上のご説明
この「江戸長柄箒・上」は江戸箒職人頭・高木精一が「草の選別」を手掛け、高木の指導の元で20年に渡り箒を作り続けてきた、江戸箒職人が「編み上げ・仕上げ」を手掛けたものです。
「江戸長柄箒・上」はしなりの強い草を採用し、「軽さ」を強調したつくりとなっています。
江戸箒は「草選り」という作業をした上で、一本一本職人が丁寧に手で編みこんで仕上げたものでございます。この「草選り」というのは収穫した草を「柔らかさ・コシの強さ」という基準で20種類程に選別する作業です。
この「草選り」ができるのは、当店の職人でも頭(かしら)の高木のみ。この「草選り」は半世紀にわたって箒を作り続けてきた職人のみがもっている「感覚」でもあるのです。
「コシ」があることによって掃きだしの効果が増し、なおかつ箒をぐっと押さえた時に適度な反動を生み出すことが出来ます。この反動が手首の負担を軽くし、「掃く」という作業が楽になります。
実際にお使い頂くとバネが効いている感覚が味わえると思います。
「江戸長柄箒 特上」と比較しますと、やや硬めの草を使用しておりますので、
掃かれる場所がカーペット敷きがメインの場合、こちらの長柄箒をおすすめしております。
毛足の長い絨毯やカーペットですと、掻き出す力が強い方が集塵力が強くなりますため、
こちらの「江戸長柄箒 上」が最適です。
編み上げ部分の重心をうまく分散させることによって、「厚み(ふくらみ)」と「柔らかな曲線」といった、江戸箒全体の「フォルム」も、感じて頂ければ幸いです。
お座敷・フローリング・絨毯・カーペットでご利用できます。
(全長135〜140cm×幅30cm)
>> 詳しくは江戸箒のご案内をご参照ください
>> 原材料に関してはこちらをご参照下さい