江戸手箒・極上・別撰

○江戸手箒・極上・別撰のご説明

この「江戸手箒・極上・別撰」は江戸箒職人頭・高木精一の元で十年以上に渡り修業し、現在は独立、地元・愛知にて箒づくりに励んでいる「鈴木徹氏」による箒です。草の「選別・編み上げ・仕上げ」全工程を鈴木氏が手掛け、通常の「江戸手箒・極上」と同等の質・量を誇る仕上がりになっています。

「江戸手箒・極上」の基準を満たした輸入草(インドネシア産)を採用し編み上げました。

「極上・別撰」は細く柔らかめな原料草を選別し、量もたっぷりと使用しているため、穂先(草)の密度が濃い、ボリュームのある仕上がりになっています。

原料草を多く使用、草の密度が濃いことで、ゴミ・ホコリをまとめやすくなり、「耐久性」も高まります。

江戸箒は「草選り」という作業をした上で、一本一本職人が丁寧に手で編みこんで仕上げたものでございます。この「草選り」というのは収穫した草を「柔らかさ・コシの強さ」という基準で20種類程に選別する作業でございます。

「コシ」があることによって掃きだしの効果が増し、なおかつ箒をぐっと押さえた時に適度な反動を生み出すことが出来ます。この反動が手首の負担を軽くし、「掃く」という作業を楽にするのです。

実際にお使い頂くと「バネが効いている」ような感覚が味わえると思います。また、コシがあるだけでは、江戸箒の草としては失格です。「柔らかさ」も兼ね備えていなければ草が折れやすくなってしまい、長持ち致しません。

「部屋を掃除するための道具として機能性にすぐれ、長持ちする」・・・これが江戸箒の特徴であり、特色でございます。

編み上げ部分の重心をうまく分散させることによって、「厚み(ふくらみ)」と「柔らかな曲線」といった、江戸箒全体の「フォルム」も、感じて頂ければ幸いに存じます。

鈴木氏は職人頭・高木の元で長年に渡る修業を経て、「草選り」の感覚を養い、高木に許可を得ることで、「江戸箒」の基準を満たす「江戸箒職人」として独立、現在も箒の製作に励んでいます。

お座敷・フローリング・絨毯・カーペットでご利用できます。

(全長75cm〜80cm×幅30cm)



販売価格 10,000円(税込11,000円)

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